2022/03/28 15:00

『福島ソングスケイプ』のリリース記念イベントを開催します。
今回は『福島ソングスケイプ』の試聴会と、アーティストでプロジェクトの中心人物でもあるアサダワタルさんのトークイベントを開催します。県営復興団地を舞台に展開された音楽と対話を手掛かりにしたコミュニティプロジェクトの一端を体感いただきます。

日 時:2022年4月16日(土)14:00~15:30
場 所:イーブン/ターンアナザーラウンド(仙台フォーラス7階)
    https://www.forus.co.jp/sendai/shop/5196
参加費:1,000円(当日清算)
    ※CDをお持ちの方、当日お買い上げいただいた方は500円引き
定 員:20名(要事前申し込み)
申込み:fukushimasongscape.cd@gmail.com
    名前・参加人数・電話番号を添えてメールをお送りください。

ゲスト:アサダワタル(文化活動家)
1979年生まれ。文化活動家/アーティスト、文筆家、博士(学術)。音楽と言葉を独自の方法で用いて演奏や執筆、福祉分野での活動、コミュニティプロジェクトの演出を行う。近年の演出プロジェクトに〈まなざしラジオ!! in 芸劇〉(東京芸術劇場、2020)、〈コロナ禍における緊急アンケートコンサート:声の質問19〉(東京藝術大学、2021)など。『住み開き増補版』(ちくま文庫)、『想起の音楽』(水曜社)など著作多数。2013年に、サウンドプロジェクト〈SjQ++〉(ドラム担当)で、アルス・エレクトロニカ デジタルミュージック部門準グランプリ受賞。 https://www.kotoami.org/

聞き手:桃生和成(一般社団法人GrannyRideto代表理事)
1982年仙台市生まれ、いわき市育ち。宮城大学大学院事業構想学科空間デザイン領域博士前期課程修了。2008年、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター入職。多賀城市市民活動サポートセンター長を務めたのち、2016年退職。利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiディレクター(2016年~)、シェア型複合施設THE6ディレクター(2016年~)、東北文化学園大学非常勤講師(2018年~)。『復興から学ぶ市民参加型のまちづくりー中間支援とネットワーキングー』(創成社・2018年)共著。

【福島ソングスケイプについて】
本作は、福島第⼀原⼦⼒発電所事故で地元を離れることを余儀なくされた⼈々が暮らす、福島県いわき市の復興住宅下神⽩団地が舞台。⽂化活動家のアサダワタルらが中⼼になり、約5年の歳⽉をかけて団地住⺠のまちの思い出と当時の染み深い曲について取材・交流を重ねてきた。そしてコロナ禍へ。住⺠たち、公募で集まったミュージシャンが、それぞれの⼟地で歌と演奏を録⾳し本作が完成した。これは、福島に暮らす⼈々のいまを体感するための「ドキュメント⾳楽」である。

【ラジオ下神白について】
福島県いわき市にある県営復興団地・下神白(しもかじろ)団地を舞台に展開される、音楽と対話を手掛かりにしたコミュニティプロジェクト。住民が住んでいたかつてのまちの記憶を、馴染深い音楽とともに収録するラジオ番組を制作し、それらをラジオCDとして住民限定に配布・リリース。この行為を軸に、立場の異なる住民間、ふるさととの交通を試みている。「復興」というキーワードからすり抜ける一人ひとりの「私」との出会いを交わすために、継続している。
https://radio-shimokajiro.jimdosite.com/

主催:一般社団法人Granny Rideto